












今は昔、急速に変わりゆく時代の中で、⾃然との繋がりを⾒失った狩猟⺠の「私」は、⾃分の分⾝とも⾔える⽜と出会う。「私」は農⺠となって⽜と共に⼤地を耕しながら、⽊、⽔、⾵、霧、⼟、⽕、万物とのつらなりをただ静かに視つめ、刻み、還るー 禅に伝わる悟りまでの道程を⼗枚の⽜の絵で表した「⼗⽜図(じゅうぎゅうず)」から着想を得て、京都・臨済宗大本山 妙心寺の僧侶各位の協力のもとに制作された、圧倒的映像美で誘う、内なる宇宙と森羅万象をめぐる旅。

ツァイ・ミンリャン作品のアイコンであり、自身も映画を監督している台湾の名優リー・カンションが、この世ならざるものの気配をまとい「⽜と出会う者」を演じ、映画『国宝』で歌舞伎役者・⼩野川万菊役で強烈な印象を残し、先ごろ文化功労者にも選ばれたダンサーの⽥中泯が禅僧として出演。音楽には、⽣前本作の企画に賛同し参加を表明していた坂本⿓⼀の楽曲を使⽤し、場所や時代を超越した世界観をさらに深く印象づけている。
「フィルム以外では映画を撮らない」と明言し、独自の映像哲学で映画制作を続ける蔦哲一朗監督。本作も全編フィルムで撮影し、⻑編劇映画の撮影としては⽇本初となる70mmフィルムも⼀部で使⽤した。⽇本・台湾・アメリカの3か国が⼿を携えた国際共同製作であり、監督の故郷・徳島県三好市をはじめとする四国各地、さらにコロナ禍の台湾でも撮影が行われた。完成まで8年を要し、想像を遥かに超える歳⽉と情熱が注がれた、壮⼤なスケールの映像詩である。




| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | シアターキノ | 上映終了 | |
| 北海道 | シネマトーラス | 上映終了 | |
| 宮城県 | フォーラム仙台 | 上映終了 | |
| 山形県 | 鶴岡まちなかキネマ | 上映終了 | |
| 岩手県 | 遠野市観光協会『黒の牛』上映会+牛耕体験ツアー | 5/19(火)から1泊2日 | ※申込制 料金(税込)33,000円 宿泊代(5/19の1泊+翌朝の朝食付き)、バス代(1日目:新花巻駅~遠野ふるさと村~宿泊場所) 映画上映会+トークショー参加費、牛耕体験料、遠野ふるさと村入村料 5/19夕食代、保険 |
| 岩手県 | 盛岡ルミエール | 5/22(金)~5/28(木) |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 上映終了 | |
| 東京都 | 新宿K's cinema | 上映終了 | |
| 東京都 | シモキタ-エキマエ-シネマ K2 | 上映終了 | |
| 東京都 | シネマリス | 4/10(金)~4/30(木) | 4/26(日)12:10回上映後舞台挨拶:蔦哲一朗監督 |
| 東京都 | 下高井戸シネマ | 6/13(土)~6/19(金) | 6/13(土)上映後舞台挨拶:蔦哲一朗監督 |
| 神奈川県 | シネマリン cinemarin | 上映終了 | |
| 神奈川県 | 川崎市アートセンター | 上映終了 | |
| 神奈川県 | CINEMA AMIGO | 上映終了 | |
| 千葉県 | キネマ旬報シアター | 上映終了 | |
| 埼玉県 | OttO | 4/24(金)~4/29(水) | 4/29(水・祝)17:30回上映後舞台挨拶 |
| 埼玉県 | 深谷シネマ | 5/24(日)~30(土) | 5/24(日)12:00回上映後舞台挨拶 |
| 群馬県 | シネマテークたかさき | 上映終了 | |
| 栃木県 | 小山シネマロブレ | 上映終了 | |
| 栃木県 | 宇都宮ヒカリ座 | 上映終了 | |
| 茨城県 | あまや座 | 上映終了 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 愛知県 | ミリオン座 | 上映終了 | |
| 三重県 | 伊勢進富座 | 上映終了 | |
| 長野県 | 上田映劇 | 上映終了 | |
| 長野県 | 長野相生座・ロキシー | 上映終了 | |
| 長野県 | 松本シネマセレクト | 上映終了 | |
| 静岡県 | シネマイーラ | 上映終了 | |
| 富山県 | ほとり座 | 上映終了 | |
| 岐阜県 | CINEX | 上映終了) | |
| 福井県 | メトロ劇場 | 上映終了 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | テアトル梅田 | 上映終了 | |
| 兵庫県 | シネマ神戸 | 上映終了 | |
| 京都府 | 京都シネマ | 上映終了 | |
| 京都府 | 出町座 | 上映終了 | |
| 兵庫県 | 豊岡劇場 | 上映終了 | 木曜定休 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 広島県 | サロンシネマ | 上映終了 | |
| 広島県 | シネマ尾道 | 上映終了 | |
| 広島県 | 福山駅前シネマモード | 上映終了 | |
| 岡山県 | シネまるむすび | 上映終了 | |
| 山口県 | シネマポスト | 上映終了 | |
| 山口県 | 山口情報芸術センターYCAM | 4/29(水・祝)〜5/10(日) ※5/7(木)休館日 | 5/9(土)上映後舞台挨拶 |
| 鳥取県 | シネマドア | 4/17(金)~4/29(水) | |
| 香川県 | ホール・ソレイユ | 上映終了 | |
| 徳島県 | イオンシネマ徳島 | 上映終了 | |
| 愛媛県 | シネマルナティック | 上映終了 | |
| 高知県 | ゴトゴトシネマ 喫茶メフィストフェレス2Fシアター(高知市帯屋町2-5-23) | 5/9(土)、10(日)、24(日) | アンコール上映 |
| 香川県 | 三豊市文化会館マリンウェーブ | 上映終了 | |
| 徳島県 | 池田総合体育館 メインアリーナ | 終了 | |
| 徳島県 | 美馬市地域交流センター(ミライズ) | 終了 | |
| 徳島県 | 阿波海南文化村 海南文化館 | 終了 | |
| 徳島県 | 北島町立創世ホール | 5/16(土) | ①10:30回 ②14:00回 |
| 徳島県 | 阿波市交流防災拠点施設アエルワ・アエルワホール | 5/17(日) | ①10:30回 ②14:00回 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 福岡県 | KBCシネマ1・2 | 上映終了 | |
| 大分県 | シネマ5 | 上映終了 | |
| 大分県 | 日田リベルテ | 上映終了 | |
| 熊本県 | Denkikan | 上映終了 | |
| 宮崎県 | 宮崎キネマ館 | 上映終了 | |
| 鹿児島県 | ガーデンズシネマ | 上映終了 | |
| 沖縄県 | 桜坂劇場 | 上映終了 |
コメント
凄い。
『⿊の⽜』で丹念に紡がれる美しいイメージは、単に美的な欲求を満たして良しとするものではない。⼟を踏みしめるような⾝体的感触が、その有限性が、確かに息づいていく感覚がある。蔦さんの映画は、宇宙的視座をもってこの感覚の刹那と悠久のなかに⽣きている。『⿊の⽜』という映画の稀有さ、⼤胆さ、その勇敢な在り⽅を、多くの⽅々に感じてもらいたい。
消費されるだけのゴミのような映像ではなく、崇高な美術品と対峙したような時間と物語
こんなにも儀式めいた鑑賞にはなかなか出会えない
劇場以外での視聴を禁止にしてほしい
しかし最⼤の功績は、その⾃然主義が、観客がほとんど気づかないうちに、静かな表現主義へとゆっくり移⾏していく点にあります。静かな表現主義へとゆっくり移⾏していく点にあります。
リー・カンションがこれほど澄みきった作品に⾝を委ねたことを誇りに思います。
水や雨の音など本編の素晴らしいサウンドを聴き、坂本さんの発言や思想を思い出すと、これこそが「音楽: 坂本龍一」なんだと思った。
フィルムに焼き付いたその営みは
現代⽣活の嘘と脆さを照射する