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“ブラジルのヴァージニア・ウルフ”クラリッセ・リスペクトル原作×ブラジル女性監督の先駆者スザーナ・アマラウ監督“ブラジルのヴァージニア・ウルフ”クラリッセ・リスペクトル原作×ブラジル女性監督の先駆者スザーナ・アマラウ監督

ブラジル北東部の貧しい地から大都会サンパウロへやってきた19歳のマカベーアの小さな世界と、やがて訪れる《運命のとき》ブラジル北東部の貧しい地から大都会サンパウロへやってきた19歳のマカベーアの小さな世界と、やがて訪れる《運命のとき》

ブラジル北東部の貧しい地からサンパウロにやってきたマカベーアは、身寄りもなく、読み書きもままならず、世間知らず。安月給で暮らし、3人の女たちと粗末な下宿を共有している。自身の貧困や境遇に無自覚で、恋にあこがれ、映画スターを夢見る彼女は、ある日占い師から「あなたの人生は変わる」と告げられる。だが、その「運命の瞬間」は思いがけない形で訪れる……。

原作は、「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」(The Wall Street Journal)、「20世紀でもっとも謎めいた作家のひとり」(オルハン・パムク)と称されるクラリッセ・リスペクトルが1977年に遺した最後の小説『星の時』。日本では2021年に初邦訳され、第8回日本翻訳大賞を受賞するなど大きな反響を呼んだ。

監督のスザーナ・アマラウは、9人の子どもを育てたのちニューヨーク大学で映画制作を学んだ異色の経歴を持つ、ブラジル映画における女性監督の先駆者。本作は、彼女が50代で完成させた初の長編監督作である。原作では謎に包まれたままの主人公マカベーアを描くにあたり、アマラウは「ただ“人生”を見ていただけ。自分自身の、そして毎朝5時に家を出るたくさんの女の子たちの」と語る。貧しく、報われない、社会の中で見過ごされてきた存在を、血の通った一人の人間として瑞々しく描き出した。

本作はブラジリア映画祭で主要6部門を受賞し、第36回ベルリン国際映画祭では主演マルセリア・カルタッショが銀熊賞(女優賞)を受賞。国内外で高い評価を受けた。近年ではブラジル映画批評家協会による「ブラジル映画史上ベスト100」、英国BFIによる「The female gaze: 女性監督による、見過ごされてきた100本の映画」にも選出され、その評価は今なお広がり続けている。日本では1987年に第2回東京国際女性映画祭で『星の時間』のタイトルで上映され、監督来日も果たした。

また、名匠ウォルター・サレス監督作『セントラル・ステーション』でブラジル人として初めてアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『アイム・スティル・ヒア』への出演も記憶に新しい名優フェルナンダ・モンテネグロが占い師役で出演している。

劇場情報

2026年7月16日(木)現在

北海道・東北

地域 劇場 公開日 備考
北海道 シアターキノ 近日公開
宮城県 フォーラム仙台 近日公開
秋田県 御成座 8/22(土)~

関東

地域 劇場 公開日 備考
東京 新宿武蔵野館 8月21日(金)~
東京 Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下 8月21日(金)~
神奈川 横浜シネマリン 8月29日(土)~
千葉 キネマ旬報シアター 近日公開
栃木 小山シネマロブレ 8月21日(金)~
栃木 宇都宮ヒカリ座 8月28日(金)~

中部・北陸

地域 劇場 公開日 備考
愛知 ミリオン座 8月28日(金)~
静岡 静岡シネ・ギャラリー 9月18日(金)~
長野 長野相生座ロキシー 近日公開
長野 上田映劇 10月2日(金)~

関西

地域 劇場 公開日 備考
大阪 テアトル梅田 8月21日(金)~
京都 京都シネマ 8月28日(金)~
兵庫 シネリーブル神戸 8月21日(金)~

中国・四国

九州・沖縄

地域 劇場 公開日 備考
福岡 KBCシネマ 近日公開
大分 シネマ5 近日公開
沖縄 桜坂劇場 9月12日(土)~